今回は趣味探しのハンドメイド編です。今ではダイソーやセリアなどの百円均一ショップでもハンドメイドグッズが揃います。オリジナル作品を作ってみたい方やハンドメイドを始めてみたい方はぜひ参考にしてくださいね。
筆者が実際に作ったものの難易度もあわせてご紹介します。初級★・中級★★・上級★★★と表記していますので、ご自身にあったものをチェックしてみてください。
オリジナル作品を楽しめるハンドメイド
1点もののオリジナル作品を楽しめる、ハンドメイド。しかし「ハンドメイドは難しい」「どんな用具を揃えたらいいかわからない」といった方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は実際に筆者が作ったハンドメイド作品と作製工程、使用した用具をご紹介!ハンドメイドにチャレンジしたい方はぜひ参考にしてください。
用意するもの
<用意するもの> ・布(固すぎないもの) ・裁ほう上手 ・布切りバサミ ・ビーズ ・テグス3号(糸) ・ハサミ ・刺繍糸 ・刺繍針 ・刺繍枠 ・刺繍布 ・チャコペン・トレーシングペーパー ・図案 ・糸切りハサミ ・チャーム、ボタン ・丸カン(パーツをつなげる丸い金属) ・ワニカン(リボンや生地を挟む金属) ・ピアスパーツ、キャッチ ・ニッパー ・やすり ・マスキングテープ ・接着剤 ・木工用ボンド ・(着物生地を使う場合は)接着芯
ここでは今回使用したものすべてをまとめています。各ジャンルごとにも記載していますので、気になる作品をチェックしてみてくださいね。
やってみよう!
ここからは、筆者が実際に作ったものをご紹介します。難易度を初級★・中級★★・上級★★★と表記したので、参考にしてくださいね。
ブックカバー作り★
針や糸を使わずにブックカバーを作製しました。
<用意するもの> ・布(固すぎないもの) ・裁ほう上手 ・布切りバサミ
布と「裁ほう上手」を用意します。裁ほう上手は布に使用可能な、強力接着のボンドです。洋服の裾上げやカバン作りなど、布製品の接着時に便利。
布を文庫本より2周り程度大きくカットします。天地を文庫本の高さに合わせて折り込み、裁ほう上手で接着。布の真ん中に背表紙がくるように置き、両端が同じ長さになるように折りたたんだら完成です!
天地や両端の切りっぱなし感が気になる方は、2回折り込むのがおすすめです。
使っていくうちに布が馴染み、文庫本にフィットした型がついてきました。作成してから1年以上使用していますが、へたりにくく重宝しています。撥水加工が施された布を使用すれば、防水機能も期待できますよ。
同じ工程で裁ほう上手を両面テープに変えれば、紙袋でもブックカバーを作れます!使っていない紙袋を再利用したい方にもぴったり。
指輪作り★
ビーズをテグスに通して作るビーズの指輪を作製しました。
<用意するもの> ・ビーズ ・テグス3号(糸) ・ハサミ
テグスにビーズを通していきます。大小異なるものを交互に通したり、ワンポイントカラーを入れたりすると簡単にアレンジ感をだせますよ。
指に巻き付けてサイズを調節したらテグスを固結びします。テグスを少し長めに残してカットし、テグスの先をビーズの中に収納するときれいに処理できますよ。
結び目の強度が心配な場合は、ボンドで固めるのがおすすめです。
8の字編みや花のリングなど調べて作れるものも多く、シンプルなものを重ね付けしてもかわいいです。8の字編みでビーズの中に2重で糸を通す場合には、3号くらいの細さが作りやすいと感じました!
チェコビーズやパールなど使用するビーズを変えれば、簡単に上品さをアップできます。
刺繍★★
ばってんのようにして刺繍していく「クロスステッチ」もありますが、今回は布地に好きなものを描いて刺繍しました。
<用意するもの> ・刺繍糸 ・刺繍針 ・刺繍枠 ・刺繍布 ・チャコペン・トレーシングペーパー ・図案 ・糸切りハサミ
図案は写真をトレースし、アイビスペイントというイラストアプリで描きました。これを印刷し、トレーシングペーパーやチャコペンで布に書き写します。
チャコペンは鉛筆タイプや水で消えるタイプなども販売されていますよ。
縁取るときには2本取り(2本の糸)で縫います。全体を少し隙間ができるように縫ったあと、1本取りに変えて色の強弱やハイライトを再現しました。
ハイライト部分はフレンチノットステッチで再現。糸が重なれば重なるほど針を刺しにくく、力が必要でした。そのぶんできあがったときの密度高い刺繍がたまりません。
基本のステッチをマスターして、いろいろな食材を縫ってみたくなりました♪
ピアス作り★〜★★★
チャームやボタンを使ったピアスを作製しました。
<用意するもの> ・チャーム、ボタン ・丸カン(パーツをつなげる丸い金属) ・ワニカン(リボンや生地を挟む金属) ・ピアスパーツ、キャッチ ・ニッパー ・やすり ・マスキングテープ ・接着剤 ・木工用ボンド ・(着物生地を使う場合は)接着芯
チャームを使ったピアス★
パーツさえ用意すれば簡単に作れるのがチャームを使ったピアスです。フックタイプのピアスパーツとマルカン、お好みのパーツを組み合わせれば完成。
筆者は長さを出したかったので、チェーンのブレードを組み合わせてみました。長さの調節やパーツの選択次第で、オリジナルのピアスを作れますよ。
接着剤を使わないので、ピアス作製が初めての方にもおすすめです。
ボタンを使ったピアス★★
裏に出っ張りがないボタンはそのまま使用します。出っ張りがあるボタンはニッパーで丁寧にカット。
凹んでいるものの場合はUVレジンを流し込んで固め、平らな土台を作りましょう。
ボタンが傷つかないようマスキングテープで保護をし、カットした部分をやすりで削って平にしていきます。ピアスパーツを接着しやすいようなるべく平らに仕上げるのがポイント。
平皿ピアスパーツに接着剤をつけ、ボタンの中心につければ完成!UVレジンでの接着も可能ですが、強度の観点から接着剤がベストだと感じました。
より強度を高めたい場合には、ピアスパーツとボタンの間にフェルトやレースを入れてみてください。
あまったボタンやもう着ない服のボタンを活用して作製できる、お手軽ハンドメイドです。
着物生地を使ったピアス★★★
チャームピアスとボタンピアスの応用として、着物生地を使ったピアスを作りました。着物生地はほつれや強度が気になるため、アイロンで接着芯をつけてから使用する長さでカット。
生地を折りたたみ、ワニカンと生地の間にボンドを塗ります。ワニカンでしっかりと生地を挟み込み、ボンドが乾き切るまで待機。カン付きピアスパーツにお好みのボタンを付けておきます。
生地がズレたり、取れたりしないよう念のためボンドで強度を上げました。
ボンドが乾いたらピアスパーツとマルカン、ワニカンを組み合わせて完成!筆者の好みで着物生地を使用しましたが、レースのブレードやインド刺繍のブレードなどを使ってもかわいいですよ。
感想
まとまった時間が取れず最近はハンドメイドを楽しめていなかったので、この記事でハンドメイド熱が再熱しました!
派生してハマれそうなもの
指輪作り
ハンドメイドが好きな方には指輪作りもおすすめです。指輪作りは「棒から自分で指輪を作るタイプ」「形を整えるタイプ」など、お店によって加工する工程が異なります。
どちらも経験しましたが手軽に作りたい方には形を整えるタイプ、1から自分で作ってみたい方には棒から作るタイプのお店がおすすめです。
ハーバリウム
細かな作業が好きな方やオリジナル作品作りを楽しみたい方には、ハーバリウムもおすすめです。瓶を用意し、好きな花や草(ドライタイプ)を瓶に入れお好みのレイアウトで配置します。
配置が決まったら、オイルを注いでフタをし完成です!筆者はアロマタイプのオイルを使用した「ハーバリウムディフューザー」も作製。見た目のかわいらしさはもちろん、アロマの香りにも癒やされました。
ハーバリウムはキットも多く販売されているので、ネットでチェックしてみてくださいね。
まとめ
お家時間に楽しめる趣味であり、低コストで始められるハンドメイド。「オリジナル商品を身に着けたい」「自宅で楽しめる趣味がほしい」といった方はぜひチャレンジしてみてください。
この記事で使用した工具セットはこちら!
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