子どもの成長に伴い気になってくるのが栄養面。筆者は子どもの体重が思うように増えず悩んでいたときに「補完食」という言葉を知りました。
この記事では「補完食」の知識をベースにしながら、買い出しついでに揃う食材や市販品を使ったおすすめの離乳食をご紹介します。
中期以降の献立の組み方や簡単なレシピなどもご紹介しますので、ぜひ毎日のごはん作りの参考にしてみてください。
補完食の書籍を読み通したものの、いろいろかい摘んだ自己流レシピとなっています!書籍のレシピ内容とは異なりますので、ご了承ください。
<こんな方におすすめの記事です>
・離乳食の献立の組み方を知りたい
・実際のメニューを見てみたい
・離乳食・補完食へのハードルが高く感じる
・おすすめの市販品を知りたい
・手作りで簡単に作る方法を探している
※あくまで独自の進め方や考えになります。参考程度に留め、心配な場合は医療機関へご相談ください。
筆者(と子ども)のプロフィール

・12月産まれ。
産後すぐからの完母で序盤は体重も順調に増えていたが、徐々に体重の増えがゆるやかに。
体重は成長曲線内の下方、身長は平均。
・哺乳瓶拒否によりミルクを足せず、5ヶ月になってすぐ離乳食スタート。
・授乳よりご飯が好き、完食したいタイプ。
・とにかく活発で消費しがち。
・開始後1ヶ月(6ヶ月頃)に2回食、3ヶ月(8ヶ月半頃)に3回食へ
・9ヶ月頃から歯が生え始める、同時期に卒乳
本人が自然と授乳がいらなくなり、かなり早い卒乳で親のほうが寂しいです…泣
栄養面では離乳食や補食で、ミルクを積極的に使うようにしています。
食べるのはあくまで子どもが主体、こちらは栄養バランスや食べやすさを踏まえたメニューを用意するだけというスタンスで進めています。
眠すぎて食べられないときもあれば、あまりお腹がすいてないときもある、大人も同じだと思います。そのため規定の分量は意識しつつも、その時々によって増減しています。
最初は気にしていましたが、少しずつ体重が増えてきた今は、スマートな体型も我が子の個性だと思えるように。
食べ物ムラや好き嫌いがないため、栄養バランスのよいメニューが提供できています。今後食べムラ等が出てきたら、もう少し市販品にも頼る予定です!
離乳食と補完食の違い

補完食とは何か、離乳食との違いは何かを簡単にまとめてみました。
- 日本の離乳食: 「母乳・ミルクから固形物へ移行する(離れさせる)」ことに重きを置く
- WHOの補完食: 「母乳やミルクで足りなくなった栄養・エネルギーを補う」ことに重きを置く
母乳やミルクを無理に減らす必要はなく、栄養を「足す」というゆるやかな離乳食の視点が補完食というわけです。
なぜ「補完食」の考え方が大切なのか
補完食の考えで意識したいのが「エネルギーギャップ」「不足しやすい栄養素」の2点です。
・エネルギーギャップ
→生後6ヶ月頃から、赤ちゃんの成長に必要なエネルギーや栄養素が母乳やミルクだけでは足りなくなる
・不足しやすい栄養素
→鉄分:6ヶ月以降、胎児期に蓄えた鉄分が減る(鉄欠乏の予防が最重要)。
→亜鉛:成長や免疫に必要な栄養素。
筆者は特にこの2点を重視して、離乳食の献立やメニューを考えています。
補完食の知識を踏まえた我が家の離乳食のポイント・進め方

ここからは筆者が補完食の知識をもとに考えた、我が家の離乳食の進め方や重要視しているポイントをご紹介します。
レシピ本も参考にしつつ、よく使う食材や楽に作れるものをSNSから取り入れて作っています。
「鉄分」「エネルギー」を補う食材を早めに取り入れる

補完食の知識を踏まえたうえで、筆者が特に重要視しているのが「鉄分」と「エネルギー」です。これらは生後6ヶ月頃から母乳だけでは足りなくなるため、効率よく摂れる食事を意識しています。
完母だったので、中期からはとにかくこの二つを意識して献立・メニューを考えています。
赤身の肉・魚、鉄分強化のベビーフード、オートミール、ツナ缶などを積極的に活用することで楽に、そして手軽に鉄分を摂取できるように工夫しています。
また、10倍がゆは3日ほどでやめ、少量でも栄養価・エネルギーが高い8倍がゆに早々に切り替えました。飲み込めるようになったところで徐々に固くしていき、初期は7倍がゆ、中期は5倍、後期は軟飯へ。
一般的な進め方では7ヶ月〜のレバーや卵黄なども、子どもの様子を見ながら取り入れました。
卵のアレルギーチェックの進め方

補完食に限らず、段階を踏んで進めたいのがアレルギーチェックです。大前提としてスキンケア等で肌荒れを改善し、新食材を与える際にはプロペトで口周りを保護することを徹底しています。
なかでも鉄分や亜鉛などの発達や免疫に欠かせない栄養素を含む卵黄は、早いうちに取り入れたいところ。筆者は離乳食開始から1ヶ月でスタートしました。

はじめの一口として「パクパ 固ゆで卵黄」を使用。こちらはフリーズドライになっており、水で溶かすだけで卵黄ができるという優れものです。
1キューブ×2、2キューブ×2で1袋使い切ったあとに、卵黄8分の1、4分の1、2分の1、1個と進めていきました。

卵白は卵黄を食べられるようになってすぐに開始。1キューブ×2、2キューブ×2で1袋使い切ったあとは全卵フーディングスプーン1さじ、2さじ、8分の1、4分の1と進めていきました。
卵白は8分の1から全卵でチェックしていました。
卵黄チェック後、「卵をコンスタントに食べさせるのが大変」「毎日ゆで卵を作るのは大変」という方には母子栄養協会の「冷凍ゆで卵キューブ」がおすすめです。
https://boshieiyou.org/hard-boiled-egg-freezing

実際に上記のレシピで作ったのがこちら。全卵とかぼちゃ、湯冷ましをブレンダーでペーストしたものです。卵黄のもそもそ感や卵白解凍後のゴム感が軽減されていて、子どもも食べやすいようでした!
飲み込みにくそうな場合は、調乳したミルクを少し加えてあげると◎

筆者宅では、味変として焼き芋の卵キューブも作っています。初期・中期には朝ごはんとして、後期にはオートミールに混ぜたり、ミルクと混ぜてデザートやおやつがわりにあげたりと重宝しています。
鉄分もエネルギーも補給できるこちらの冷凍キューブは、今後もストックしておくつもりです!
※アレルギーチェックについて心配な場合は、ご自身で判断せず必ず医療機関にご相談ください。
離乳食初期のメニュー例

初期はうらごし等の手間を省きたかったので、市販のベビーフードがメイン。子どもとの時間を重視したかったので、「手抜きではなく手間抜きだ」というマインドでした。
また、初期に関しては食べる楽しさを知ることや食べ慣れることに重きを置いていました。
意識したのはおかゆの濃度だけ。お湯を注いで完成するものを徐々にもったりとさせていきました。
ゴックン前期

<ゴックン前期のメニュー例>
・鯛の出汁がゆ(真鯛、鰹・昆布の出汁)
・野菜(ほうれん草)
・りんごのせヨーグルト
ほぼ既製品ですが、お魚は生臭さがあるからか市販のものは苦手なようでした。昆布・鰹の出汁を入れたり、茹で汁を使わないようにしたりと工夫しました。
片栗粉をまとわせたお刺身をゆがき、すり鉢で潰してあげました。片栗粉を使うことでほどよくとろみがつき、飲み込みやすくなります。
乳製品としてヨーグルトや調乳したミルクを使用。酸味の少ない生乳100%のヨーグルトから始め、慣れてきてからは市販のプレーンヨーグルトを活用しています。

フルーツは2026年8月末で生産を終了した、キユーピーの「こだわりのひとさじ」シリーズに大変お世話になりました。ももやぶどうなど用意が大変なものはストック買いしておきました。
ちなみにりんごや梨などは皮を剥いて薄く刻み、炊飯器でお水と一緒に早炊きをすればあっという間に完成します。ぜひお試しあれ。
ゴックン後期

<ゴックン後期のメニュー例>
・キャベツナリゾット(おかゆ、キャベツ、ツナ)
・野菜スープ(玉ねぎ、にんじん、じゃがいも)
・卵黄(漉した卵黄やバナナプリン)
ゴックン後期になり、すぐに卵黄をスタート。上記のパクパが終わった後に、濾した卵黄をおかゆに入れて卵がゆにしてあげていました。

卵がゆに慣れてからは、卵白に移行する準備としてキユーピーのバナナプリンも重宝。わずかながら卵白が含まれているということで、卵黄を摂りつつ卵白のアレルギーチェック用として活用しました。
最初はフーディングスプーン2分の1などをあげ、徐々に分量を増やしました。我が家は両親共にアレルギーがなかったので、わりと怖がらずにあげていきました。
離乳食中期のメニュー例

離乳食中期からは2回食が始まり、離乳食作りも本格化。なるべく手作りのものを用意し、数種類の食材をかけあわせてメニューを組み立てました。
中期になると市販のベビーフードよりも手作りのもののほうが食べ進みが良くなり、食材も単体より複数の掛け合わせを好むようになりました。
寝る前に少しでも腹持ちを良くしたかったので、離乳食をあげるタイミングを午前(朝)と午後(夕方)に固定。
時間が空いたほうがしっかり食べてくれたので、我が家では朝・晩に固定。少なくとも次の離乳食まで4時間は空けたほうが◎
離乳食中期・午前

<離乳食中期(1回目)のメニュー例>
・きなこミルクパンがゆ(パンがゆ、調乳したミルク、おやさいきなこ)
・ポトフ(玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、ブロッコリー、鶏手羽元)
・ミルク卵(かぼちゃの卵キューブ・調乳したミルク)
・梨ヨーグルト
パンが好きなので、朝はパンがゆで固定。調乳したミルクでパンがゆを作り、きなこやとうもろこしフレーク、かぼちゃフレークなどで味変をしていました。
ミルクは栄養・腹持ちを叶えてくれるサプリ的な位置付けで活用。
初期から食べていた野菜スープはポトフに代わり、ブロッコリーや鶏手羽元が仲間入り。たまにトマトを入れてミネストローネ風に仕上げていました。
中期からは全卵が食べられるようになっていたので、全卵を使った冷凍ゆで卵キューブも毎日活用していました。焼き芋とかぼちゃを週替わりで用意し、毎朝コンスタントに卵を摂取。
朝食に卵を食べると血糖値が安定するらしく、筆者も毎朝欠かさず食べています。
ヨーグルトには定番のバナナやりんごのほか、梨やぶどうといった旬のフルーツも細かく刻めば楽しめるようになりました。
離乳食中期・午後

<離乳食中期(2回目)のメニュー例>
・鯛とチーズのトマトリゾット(おかゆ、真鯛、トマトピューレ、粉チーズ)
・鉄分ポタージュ(玉ねぎ、さつまいも、ほうれん草、調乳したミルク)
・和風ポテトサラダ(じゃがいも、全卵ペースト、青のり、鰹節)
・煮りんご
2回目ではおかゆやうどん、オートミールを活用。おかゆに肉や魚のタンパク質を加え、青のりや鰹節といった旨味も鉄分も補える調味料を使い始めました。

初期から後期まで定番メニューとしてあげているのが「鉄分ポタージュ」。SNSで見かけて、初期の頃から取り入れています。ほうれん草・玉ねぎ・さつまいもを炊飯器で炊き、ブレンダーで撹拌するだけ。

非ヘム鉄のほうれん草と鉄分の吸収率を上げるビタミンCを含むさつまいもを同時に摂れるのがポイント。ほうれん草単体が苦手な場合でも、玉ねぎとさつまいもの甘さで食べやすくなります。
玉ねぎ単体→玉ねぎとほうれん草→さつまいもの順に合わせていくと、それぞれのおかずも用意できますよ。
離乳食後期のメニュー例

離乳食後期からは朝・昼・晩のメニューをある程度固定することで、献立を考える手間を省いています。
9ヶ月に入りやっと歯が生えてきました!今後少しずつ手づかみ系も増やしていく予定です。
離乳食後期・朝

<離乳食後期・朝のメニュー例>
・きなこミルクパンがゆ(パンがゆ、調乳したミルク、おやさいきなこ)
・ビーフシチュー(玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、牛肉)
・手づかみオムレツ(卵、豆腐、ブロッコリー、粉チーズ)
・フルーツ+ヨーグルト
・手づかみシリアル
朝は中期とほぼメニューは変わらず。スティック状にしたオムレツやシリアル、フルーツなどで手づかみ練習をしています。

オムレツはレンチンで簡単に調理できます。全卵、豆腐(豆皿用)、ブロッコリーの穂先、粉チーズひとつまみを耐熱容器に入れてよく混ぜ、600Wで1分半〜2分加熱するだけ。
スティック状にカットすれば、手づかみ食べを始めたてのお子様でも上手に握れます。
小分けにしてラップに包めば、冷凍保存も可能です。毎朝卵を手軽に用意できるのが嬉しいポイント。
離乳食後期・昼

<離乳食後期・昼のメニュー例>
・鮭とひじきのオートミールがゆ(オートミール、鮭、ひじき、出汁)
・鉄分ポタージュ(玉ねぎ、さつまいも、ほうれん草、調乳したミルク)
・緑のサラダ(じゃがいも、ブロッコリー、アボカド、醤油)
・野菜のおやき(さつまいも、にんじん、ブロッコリー、豆腐)
・和風ハッシュドポテト(じゃがいも、豆腐、出汁、青のり、鰹節)
昼の主食はオートミールか麺類(うどん、パスタ)で固定しています。オートミールはりんごやバナナなどのフルーツ入りにしたり、ツナや鮭といったお魚で和風に仕上げたりと汎用性が高いのも助かりポイント。
オートミールや麺類はレンチンで5分もあれば用意できるので、ドタバタしがちなお昼に。ストックの必要がないので、冷凍庫も圧迫しません。
また、お昼の手づかみメニューにはおやきを用意。芋類と豆腐入りのおやきで、タンパク質とエネルギーを補います。
中期は夜の定番だった鉄分ポタージュは、お昼に固定。調乳したミルクで腹持ちアップ、ほうれん草で鉄分補給を狙います。
鉄分ポタージュにお肉やお魚を入れることもあります。
離乳食後期・夜

<離乳食後期・夜のメニュー例>
・納豆ご飯(おかゆ、納豆パウダー、青のり、醤油)
・豚汁(にんじん、大根、白菜、しめじ、豚しゃぶしゃぶ肉、こどもうまみそ、とろみ)
・黄色のサラダ(かぼちゃ、ブロッコリー、アボカド、調乳したミルク)
・野菜スティック(にんじん、大根、ブロッコリー、さつまいも)
・キャベツ焼き(米粉、豆腐、キャベツ、出汁)
・バナナプリン
夜はおかゆと汁物、野菜スティック、おかずを固定。肉・魚といったタンパク質は単体だと食べにくいようなので、おかゆもしくは汁物にいれて食べやすくしています。
味噌汁にとろみを入れると親としてもあげやすいです。
我が家ではお風呂後に夕食のため、手づかみ食べは汚れにくい野菜スティックを用意。サラダ(おかず)には調乳したミルクを入れてこちらも腹持ちアップ作戦。
最近手づかみしたい欲が増してきているので、おかずやご飯をおやきやおにぎりに徐々に変えていく予定です!
中期からは取り分け離乳食もおすすめ

中期以降は取り分け離乳食もはじめました。煮込み料理は、しっかり具材を噛めるように炊飯器で調理し、時期にあわせてブレンダーやマッシャーで攪拌します。
カレーやシチュー、ポトフや肉じゃがといったにんじん、玉ねぎ、じゃがいもベースで作れるものは、子どもも食べ慣れているので特に出番が多いです。
我が家は週一でルー系を取り入れています。親と子どもの献立を考えない日が1日あるだけでも大助かりです。

そのほか寒い季節には週一で鍋やしゃぶしゃぶをするので、同じ鍋から取り分けることも。白菜や大根、にんじん、しめじ、豆腐、お肉などを取り出して刻みます。
大根×にんじん×豆腐でお味噌汁にしたり、しめじ×にんじん×お肉にトマトを足してハヤシライス風にしたりと全部をメインとして提供するのはもちろん、具材として使うのもおすすめです。
子どもも食べられるよう水炊きにし、昆布とキノコ類の旨味を活かします。大人が食べる際にはポン酢やゴマだれ、キムチなど各自で味付け。

大人用と子ども用で事前に味付けを変えたいときには、耐熱容器を使って分けることも。大人ごはんにハーブやオイルなどを使うと、子ども用にもほんのり香りが移るので味の気分転換にもなります。
中期以降はハーブや薬味類も刻むことで食べられるようになりますが、旨味や香りを食材に移してあげるだけのほうが手軽でおすすめです。
初期や中期は使える調味料が少ないので、ローズマリーやセロリ、大葉といったハーブ・薬味の香りも使うと◎

また、グリルやフライパンなどで食材に軽く焦げ目をつけるのもおすすめ。香ばしさは単調になりがちなメニューのアクセントになります。
同じ食材でも旨味が格段にアップします!
揃えておくと便利な家電・器具とその使い方

食べる量が少ないのに準備に時間がかかる初期には、市販のBF(ベビーフード)をフル活用するのがおすすめです。お湯で溶かすだけのフレークやキューブタイプのものは労力も時間も削減できます。
ただ、本物の味しか許さない美食家、海原雄山タイプのお子様もいますよね…
初期の手作り離乳食で揃えておくと便利なのが「ブレンダー」と「すりこぎ」です。ブレンダーはほうれん草や小松菜の葉、ブロッコリーの穂先などの野菜を攪拌するのに使用。
ブレンダーは材料の量が少なくても使えるのが利点です。湯冷ましを一緒に入れれば、お子様にあったペースト状に仕上げられます。
実はレコルト等の家電を買うかかなり迷いました。洗いやすさや量の調節のしやすさから、ブレンダーをおすすめしたいです!

すりこぎは主に肉・魚をほぐすのに使用。特に初期の頃は魚の繊維が残っていると口から出してしまうことがあったので、刻んだ後にすりこぎで擦ってできる限り繊維感をなくすよう心がけていました。
ダイソーやセリアなどで簡単に手に入るので、まずはそちらから試してみるのも◎

中期以降はブンブンチョッパーやマッシャーを重宝しています。筆者は先に食材をカットしてから茹でるより、茹でたものをブンチョパやマッシャーで細かくするほうが楽でした。
牛肉は炊飯器でしっかり火を通したあと、脂身をカットしてブンチョパで細かくするだけ!
炊飯器・グリル・レンジで時短する

離乳食作りは煮込んだり漉したりと、とにかく時間がかかりがち。炊飯器やグリル、電子レンジに調理を託すことで、子どもと遊ぶ時間や休憩時間が増えます。
文明の利器を使わない手はありません!

しっかり加熱しホロホロに仕上げたいものは炊飯器、ホクホク感を残したいものはグリルといった具合でそれぞれの家電にカットした具材をお任せします。

炊飯器・グリルで調理したものを組み合わせておかずやスープを作ります。
<例>
・牛肉
・ブロッコリー
・味噌汁の具(にんじん、たまねぎ)
・野菜スープ(にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、ブロッコリー)
・ポテトサラダ(じゃがいも、にんじん、ブロッコリー、アボカド)
・緑のサラダ(ブロッコリー、アボカド、ズッキーニ)
・黄色のサラダ(ブロッコリー、アボカド、ズッキーニ、かぼちゃ)
・かぼちゃのおやき(かぼちゃ、豆腐)
サラダ類はおかずとしてはもちろん、オートミールやおかゆにもドボンと入れられるメニューにもなります。

上のストックを使ったメニュー例がこちら。黄色のサラダを使ったリゾットとミネストローネ(野菜スープ+牛肉)、野菜スティック、さつまいもミルク。
考える時間がないときは、具だくさんおかゆと具だくさんスープに野菜スティックなどで完成させることが多いです。
補完食におすすめな市販品

ここからは鉄分やエネルギーアップを叶える、筆者おすすめの市販品をご紹介します。「何を買ったらいいかわからない」「手軽に栄養が摂れるベビーフードを知りたい」という方はぜひ参考にしてください。
実際に使って良かったもの、リピート買いしているものだけをご紹介しています!
初期(5ヶ月頃)から使える
お好みのミルク(アイクレオ)

初期の頃は食べられるものが少なく、味も食べなれないため進みが悪いことも。そこでお好みのミルクを足してあげれば、馴染みのある味わいに近くなるうえ栄養も摂れます。
産院時代から乳成分のチェック、後期の卒乳後までミルクにはお世話になっています。
初期はミルクがゆにしたり、玉ねぎ+市販の野菜フレーク+調乳したミルクでポタージュにしたりしていました。中期以降はクリーム煮としてやおやつ作りでも使っています。
いただいた試供品等も試した結果、産院時代に飲んでいたアイクレオに落ち着きました。
EDISONmama おやさいきなこ

「EDISONmama おやさいきなこ」はタンパク質と鉄分補給の点から、初期のうちに取り入れました。きなこがゆにしたりヨーグルトに混ぜたりと、かけるだけ・混ぜるだけの調理で簡単なのも魅力です。
大豆は豆腐であらかじめアレルギーチェックをし、大豆以外の野菜はこちらでアレルギーチェック完了としました。
鉄分量は市販のきなこより少なめですが、野菜やタンパク質を補える点と味が美味しい点からこちらを重宝しています。
日本食品 プレミアムピュア オートミール

鉄分・亜鉛・食物繊維が豊富な点から、オートミールも初期から取り入れたい食品のひとつです。インスタントタイプのものなら、水分を加え電子レンジで調理するだけで完成します。
初期のうちはコーヒーミルで細かくしてからあげていました。
はじめのうちはベビー向けオートミールを使用。オートミールに慣れたきた中期以降は、コスパが良くスーパーやドラッグストアでも見かける「日本食品 プレミアムピュア オートミール」を愛用しています。
クッキーやハンバーグなど手づかみできるものも作れるので、今後もストックしておく予定です!
和光堂 たっぷり手作り応援 おいしいパンがゆ風

うどんで小麦、ミルクで乳成分のチェックが終わったあとに使い始めたのが「和光堂 たっぷり手作り応援 おいしいパンがゆ風」。初期から中期頃まで、調乳したミルクと混ぜて朝食に食べさせていました。
パンがゆ風なので小麦の風味などは控えめですが、ふわふわの食感が◎塩分控えめ且つ癖のない味わいのため、おやさいきなこを混ぜたり野菜フレークを足したりとアレンジもしやすかったです。
単体で鉄分やカルシウムを摂れるのはもちろん、ミルクをたっぷり入れて作れるので親としても安心材料になっていました。
bebeco こどもむぎちゃ

市販の麦茶に慣れてきた頃(6ヶ月)からは、「bebeco こどもむぎちゃ」を飲ませています。パウダータイプで、お湯か湯冷ましを注げばできあがり。
煮出さなくてよく、必要な分だけ用意できるので毎朝マグに入れて作っています。1杯あたり0.2mgの鉄も含まれているので、飲み物で手軽に鉄分が摂れるのも嬉しいです。
他の鉄分を含む食品とあわせてあげることが多いので、規定量より少なめ、薄めにしてあげています。
大阪産 しらすパウダーBABY

初期から取り入れやすいタンパク質源として知られているのがしらす。しかし、しらすは塩抜きしたりこしたりと、少量しかあげられないにも関わらず手間がかかる食材です。
こちらの「大阪産 しらすパウダーBABY」は塩抜きしたしらすをパウダー状に加工したもので、おかゆに混ぜるだけでしらすがゆが完成します。
少し割高ではありますが、近くのスーパーでは塩抜きタイプのしらすの取り扱いがないので助かっています。うどんやおやきなどに入れたり、汁物にちょい足ししたりと後期以降もお世話になっている商品です。
常温で持ち運びできるので、タンパク質を確保しにくい旅行先でも活躍しました。
冷凍野菜

「洗う・切る・茹でるの手間をすべてスキップできる冷凍野菜は、離乳食の救世主です。ほうれん草はアク抜き要らずで難しいことを考えずに使えるのがありがたいポイント。我が家ではブロッコリーやかぼちゃといった緑黄色野菜や冷凍焼き芋などをストックしています。
ブロッコリーの穂先をハサミでチョキチョキ切り落としておかゆに混ぜたり、温めたかぼちゃをスプーンで潰してポタージュにしたりと、簡単に栄養をプラスできるので重宝しています。
かぼちゃやさつまいもはフリーズドライのものより冷凍の方が甘味が強く、子どもも好きなようです。
中期(7ヶ月頃)から使える
ミライパウダー 納豆

しらすと並んで手間がかかるのが納豆。こちらの「ミライパウダー 納豆」もパウダータイプで、湯引きしたり刻んだりといった手間を省けます。
納豆特有の香りや粘りが抑えられているので、納豆デビューとしてもおすすめの商品です。おかゆにかけるだけでタンパク質とビタミンKを手軽に摂取できます。
納豆が得意ではない夫もこちらは食べやすいようでした。笑
後期(9ヶ月頃)から使える
bebeco こどもうまみそ

汁物に慣れてきた9ヶ月頃から愛用しているのが「bebeco こどもうまみそ」です。栄養素的な面でいうと鉄分・葉酸・ビタミンCなどが豊富に入っています。
また、他社のものと比較したときにこちらのほうが出汁の旨みを感じられたので、リピート買い。味噌汁にしたり、味噌うどんにしたりと風味を変えたいときにも重宝しています。
規定量を入れると献立によっては1日分の鉄分をオーバーしてしまうので、麦茶同様かなり薄味に仕上げています。
協和食研 むむむだし チキンコンソメ

後期に入りそろそろ味付けをしたいなと思い他社のものと比較してみたところ、鶏や焦がし野菜の凝縮された旨みをしっかり感じられた「協和食研 むむむだし チキンコンソメ」に軍配が上がりました。
試しにぺろっと舐めただけでも深みのある味わいでびっくり!
チキンコンソメならそのまま使いで洋風、味噌とあわせて和風、ごま油を足して中華風といった具合でアレンジも効きます。
アカチャンホンポ等で無添加のコンソメが手に入るのも嬉しいポイントです。
補食(おやつ)例

3回食が始まってから迷うのが補食(おやつ)。ここでは我が家で用意している補食を、市販品も含めてご紹介します。
パッケージ見て欲しがったり許容量以上に食べるのを防ぐため、おやつをあげるときは必ずお皿に移してあげてます!
エジソンママ くちどけおこめぼー

中期頃からお世話になっているのが「エジソンママ くちどけおこめぼー」。砂糖や食塩不使用、お米でできているので気兼ねなくあげられます。
お出かけのときやご飯のあと足りないと怒ったときにすかさずサーブ。手づかみ欲も満たせるので、我が家では切らさないようにしています。
本人は味の違いを気にしていないようですが、親としてはいろいろ種類があるのも嬉しいです。
イワモト 国産卵黄かぼちゃボーロ

全卵が食べられるようになった頃から、ボーロもあげはじめました。「イワモト 国産卵黄かぼちゃボーロ」は、保存料・着色料・香料・膨張剤不使用で原材料もシンプル。
保存しやすいチャック付きで、少量ずつあげられるものありがたいです。手づかみ食べの練習として、指先を鍛えるのにも一役買ってくれています。
ボーロには珍しく小麦・乳不使用タイプなのでアレルギーが心配なお子様にもおすすめです。
和光堂 はじめてのシリアル 玄米×オーツ麦 緑黄色野菜

1歳からのシリアルが多いなか、9ヶ月頃から食べられるのが「和光堂 はじめてのシリアル 玄米×オーツ麦 緑黄色野菜」。朝の手づかみ食べ要員としてや、食後口寂しそうなときにあげています。
指先でつまめるサイズ感と口で舐めとかせるやわらかさが魅力です。ミルクを足せば朝ごはんの気分転換にもなります。
朝ごはんを用意する暇がないときにも、野菜を摂った気になれるのでおすすめです!
米粉のバナナパンケーキ

手作りおやつでよく作るのが、米粉のバナナパンケーキです。材料全てをジップロックに入れて揉み込み、袋の先をカットしたらフライパンに絞り出して焼きます。
ボウルや器具を洗わなくてよいので楽ちん!

Geminiに相談したレシピの倍量で作成。豆乳、牛乳、水でも良いのですが、少しでもカロリーや栄養を摂取してほしいので、調乳したミルクを使っています。
もちもちで喉に詰まるのが怖いので、一口サイズにちぎってからあげています。
たまごプリン(冷凍ゆで卵キューブ)

離乳食中期頃から食べている冷凍ゆで卵キューブも、後期以降の補食にぴったりです。全卵・かぼちゃ(さつまいも)・調乳したミルクでプリン風に仕上げています。
お好みでおやさいきなこを足せばタンパク質もプラスでき、ご飯の不足分を補えるのもポイント。
もそっとして飲み込みにくそうな場合はとろみをつけると◎
米粉とりんごのパウンドケーキ

砂糖・小麦粉・乳不使用で、子どもも大人も楽しめるのが、こちらの米粉とりんごのパウンドケーキです。りんごの半分はスライスしてレモン汁をかけ500Wで2分加熱、もう半分は炊飯器の早炊きモードで「煮りんご」にしておきます。
冷ました煮りんごと全卵2個、米油10gをしっかり混ぜたら、米粉100gとベーキングパウダー4gを混ぜます。型に入れてスライスしたりんごを乗せたら、180℃に予熱したオーブンで25分、様子見で足りなければ160℃で10分追加して焼きます。
緩いときは米粉を、固いときは水や豆乳を少しずつ加えてみてください。りんごから水分が出るので慎重に!

パウンドケーキのふわふわな部分をカットして、調乳したミルクに浸すことで子どもも食べやすくなります。大人はお好みでクリームやシナモンを加えて食べるのもおすすめ。
りんごをバナナに変えればバナナのパウンドケーキも作れます。ざっくりレシピですが、同じものを食べたがる場合にはぜひお試しあれ!
栄養面が気になるときはAIに相談

筆者は今までの献立やメニュー例をGeminiに伝えた上で、栄養が気になるメニューや献立の際には補完食の観点から何点か、採点をしてもらっています。

写真と献立内容を伝えると、何が献立の鍵となるのかや何が足りないのかなどを細かく分析してくれます。
自分で栄養素を調べたり献立を考えたりしつつ、足りない部分をGeminiに補ってもらう形で活用しています。
口酸っぱくお願いされつつも、よきパートナーとしていろいろ相談に乗ってもらっています。
体調不良のときは食べられるもの優先で

当たり前のことではありますが、体調不良のときは子どもが食べられるものや食べたがるものをあげましょう。
食欲がある場合でもなるべく胃腸に優しいものをチョイスしたり、いつもの離乳食より柔らかいものを用意したりと消化に負担のかからないものを選ぶとよいです。
数日間栄養バランスが偏っても大丈夫。親も無理せず一緒に休むくらいの気持ちでいましょう。
まとめ

補完食の本質は、「手間をかけること」ではなく「必要な栄養を確実に届けること」です。市販品や簡単な食材を上手に活用して、補完食を楽しみましょう。
