図書館司書資格⑦【近大通信司書コースの図書館情報技術論レポート/科目終末試験(2021)】

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図書館情報技術論図書館司書

今回は図書館情報技術論の合格レポート及び科目終末試験の問題・及び解答例をご紹介していきます。これからレポートに取り組む方やテスト対策の参考にしていただけると嬉しいです🌟

この記事でわかること
✔️図書館情報技術論のレポート設題
✔️合格レポートの構成
✔️図書館情報技術論の科目終末試験設題
✔️合格した解答の内容

レポートの返却にかなり時間がかかったので、早めの学習がおすすめの科目です!

記事内

図書館情報技術論とは?

図書館情報技術論では、基本的な情報技術や図書館業務における情報技術について学びます。図書館業務の情報技術を身近な例で言うと、バーコードでの貸し出し・返却システムなどです。

教科書だけでは難しいので、参考文献が必須になります。

レポート

ここからは実際の合格レポート(2021)をご紹介します!
※レポートの丸写しは禁止されていますのであくまで参考に留めてください。

図書館情報技術論 合格レポート(2021)

<設題>
 図書館を最大限に活用するため、または利用を円滑にするためにはどういった情報技術に着目し、理解を深めるべきか。自身の意見を含めて論じてください。
 
<解答>
1  はじめに 
  近年図書館を取り巻く環境が大きく変化している。情報技術の発展により,PCやスマートフォンなどのタブレット端末などのデバイスが急速に普及した。そのためネットワーク上で情報を得ることが容易となり,今まで図書や雑誌などの媒体を介して得ていた情報も,ネットワーク上で入手や閲覧ができるようになった。資料の情報化に加え,図書館業務においても情報技術が取り入れられ,利用者や職員を支えてきた。本論では図書館の利用を円滑にするために「ICタグ」「資料のデジタルアーカイブ」「電子図書館サービス」の三点に着目し,私見を述べていく。

2  図書館における情報技術の活用   
現代の図書館では情報技術が取り入れられ,活用されている。
①ICタグ
・ICタグの概要
・長所
・短所
・採用している図書館例など
②資料のデジタルアーカイブ
・デジタルアーカイブの概要
・長所
・短所
・採用している図書館例など
③電子図書館サービス
・電子図書館の概要
・採用している図書館例
・コストがかかる反面、宅配が必要なくなる
・読書におけるハードルが下がる

3  おわりに   
  以上三つ以外にも,図書館利用における情報技術は多くある。今や図書館はその枠を超えたネット上でも利用が求められている。よりたくさんの人が有効的に活用できるよう,利用者や類縁機関,情報技術を生業とする企業などと協力し,変化し続ける図書館を目指す姿勢が重要であると考える。

文字数 2029

参考文献・添付資料

  • 参考文献 図書館情報学用語辞典用語辞典 第5版(下部にリンクがあります)
  • 参考文献 Current Awareness Portal 「文化・学術機関におけるデジタルアーカイブ等の運営に関する調査研究」
  • 参考文献 文部科学省 これからの図書館像ー実践事例集

講評

レポート作成者にとって「図書館を最大限に活用する、または利用を円滑にするとはどういうことか」という定義づけはされていませんが、設題に対する回答と推測できる内容は見受けられます。(本文ママ)

作成にあたって

「それらしい回答」でおまけをもらいましたが、定義付けをした方が良いです。図書館情報資源概論で学習した「デジタルアーカイブ」についても盛り込みました。

返却日数は42日と全科目の中で最も遅い返却でした、、再提出にならなくてホッとしました💦

科目終末試験

ここからはテスト問題と合格解答(2021)をご紹介します!試験の形式はWeb試験、成績は可 65点でした。

※模範解答ではありません。解答の丸写しは禁止されていますのであくまで参考に留めてください。

図書館情報技術論 科目終末試験 解答(2021)

<設題>
  コンピュータにおける「数値」と「数字」との違いについて説明してください。 

<解答>
  コンピュータは0と1のみを使用して数字を表す方法である「2進法」を使用している。これで表された数字を「2進数」とよびこれら二つの数字を用いてコンピュータ内で表現する仕組みとなっている。普段私たちが生活している上で数字を表すときには、0から9までの数字を用いて一つ進むと一桁増やす「10進法」を使用している。たとえば10をコンピュータ内で表すとすると「10」となり、3を表すと「11」となるのである。このようにコンピュータ内部では0.1のみが使われ、これらを組み合わせることによって位が上がることを表現しているのである。
 こういった数値とは違い、数字とは数を示す字のことである。コンピュータの内部では英語のABCD..のように固有の記号として扱われているのである。たとえば1000というのは一つの数値であるが、数字として表すと4文字あるということになる。日常の会話としてこれらの違いに気づくということは少ないが、プログラムを介して表すと、数字として扱うときには4バイト必要になり、数値として扱うときには2バイト必要になるのである。
 このように数字や英字などの文字を2進法に対応させるための約束事を「文字コード」という。文字をコンピュータで処理したりする際に欠かせない決まりである。文字コードの代表的なものとしては「ASCIIコード」が挙げられる。ANSI(米国規格協会)が制定した英数字、記号,改行コードで構成されている。文字の種類が少なくてビットを使用する文字コードである。元々はコンピュータが発展した英語画で作られたため、英語と数字さえあれば良いものであった。しかし、情報通信技術が発達して国際的な活動が増えるにつれ、変化していった。国や地域別に作られていた文字コードをまとめて国際的な統一コードを作ったのである。代表的なものではUnicodeがある。
 ちなみに日本ではひらがなやカタカナ、漢字など様々な文字種があるため、ASCIIのようなコードでは足りない。そこでJIS(日本工業規格)は2バイトからなるJIS漢字コードを制定した。
上記のことから数値と数字は異なり、これらを表現する文字コードが定められていることがわかる。

文字数  929

感想・反省点

予想外の問題にテンパりました。ネットなどで調べながら書いてはみたものの結果に繋がらず、、不合格になる方もいるこの科目は事前に解答を用意できる会場試験でも良いかもしれません。

ただ情報や技術分野があまり得意ではないので、滑り込み合格できてよかったです。

まとめ

今回は図書館情報技術論のレポート及び科目終末試験についてご紹介しました。「重め」「難しい」といった声も多くある科目なので是非早めに取り組んでみてください。

以下の記事もぜひご覧ください!
📎図書館司書資格④【近大通信司書コースの図書館制度・経営論レポート/科目終末試験(2021)】

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