未経験からWEBライターになりたい方や、もっと高単価な仕事にチャレンジしたい駆け出しWEBライターにおすすめなのが、WEBライティング技能検定です。今回はWEBライティング技能検定の試験内容や難易度、実際の勉強方法について紹介します。
<こんな方におすすめ> ・未経験からWEBライターに挑戦してみたい方 ・駆け出しWEBライター ・クラウドソーシングサイトで仕事を取りたい方 ・資格を取得して自信に繋げたい方
私は自分の能力がどのくらいか分からず自信がなかったので、資格を取ることで自信につながりました!
WEBライティング技能検定とは?
WEBライティング技能検定は日本クラウドソーシング検定協会が実施している検定試験です。試験は検定受講期間内に月1回、WEB上で受験できます。
日本WEBライティング協会の「WEBライティング能力検定」と混同しやすいのでお間違えのないように!
費用・取得できる資格
ここからはWEBライティング技能検定を受講するにあたってかかる費用や受講後に取得できる資格を説明します。
費用
WEBライティング技能検定講座の受講費用は全部で以下の通りです。
・WEBライティング技能検定講座受講料 →受講前支払い 32,000円(税込) ・本試験受講料 →検定日3日前までに支払い 6,000円(税込) ・WEBライティング実務士IDと合格書発行料 →合格後支払い 3,000円(税込)
本試験を1回で合格した場合の合計費用は41,000円になります。追試の場合は合計費用+6,000円です。
ただ更新費用がかからないので、1度取ってしまえば一生ものの資格として持っておけます。
試験1回につき6,000円かかるので、できるだけ1回で合格したいところです。
取得できる資格
WEBライティング技能検定講座受講後に取れる資格は「WEBライティング実務士」です。資格の特典として特定のクラウドソーシングサービスでの優遇があります。
駆け出しWEBライターでも受注につながる嬉しい特典です!なかなか受注まで至らない方はぜひチェックしてみてください。
詳しくは日本クラウドソーシング検定協会のHPにてご確認ください。
テキストの種類と独学での勉強方法・勉強時間
ここからは実際に使用したテキストや、独学での勉強方法をご紹介します。
テキスト
教材はスタートアップガイドや手引きを含め全部で10種類あります。講座の勉強にあたって使用したテキストは以下の5つでした。
★【WEBライティング技能検定講座 基礎編】 →ビジネスマナーや個人情報の取り扱いなどについて学べる ★【WEBライティング技能検定講座 実践編】 →文章のルールやライティングのルールについて学べる ★【WEBライティング技能検定講座 基礎編問題集】 →基礎編テキストに対応した問題集 ★【WEBライティング技能検定講座 実践編問題集】 →実践編テキストに対応した問題集 【付録資料 ISV練習法】 →発想力を鍛えるための練習法「ISV練習法」のテキスト ISV練習法:1つのテーマに対して関連するワードを時間内に思いつく限り書き出す練習法
タイピングに慣れていない方やタイピングの速度に自信のない方は、ぜひタイピング練習帳も使ってみてくださいね。
独学での勉強方法・模擬の活用
4択問題の勉強方法
テキストは基本的に上記の★を中心に学習しました。勉強方法はテキストを読み、その章の問題集を解くインプットとアウトプットをこまめに行う方法です。
基礎編と実践編の学習を終えてから、模擬テストにチャレンジしました。ここで間違えた分野や自分が苦手な分野を徹底的に復習しました。
筆者は1回しか受験しませんでしたが、模擬テストは3回まで受験可能です。模擬を利用して苦手を克服しましょう。
模擬テストの範囲は本試験の4択問題と同じ形式で、基礎編と実践編の問題集から出題されます。筆記の模擬テストはないので過去問を必ずチェックしてください。
筆記問題の勉強方法
基礎編・実践編と並行して、ISV練習法にも取り組みました。ISV練習法は1つのテーマに対して関連するワードを、時間内に思いつく限り書き出す練習法です。
上の画像は「喫茶店」「神社」など自分でテーマを決めて思いつくワードを書き出したもの。自分の好きなワードや興味のある分野をテーマにしてみると書き出しやすいです。
書き出したワードを繋げて文章を作る練習をしました。
ISV練習法に慣れたら1つのテーマにつき10分・300字の文章を書く練習をしました。本試験と同じように誤字脱字などのチェックも含めて練習しました。
決められた時間で間違いのない文章を書く感覚を身につけるのが大切です。
勉強時間
ざっくりとした全体の流れは上の画像をご参照ください。テキストでの勉強開始〜本試験までの期間は3ヶ月ほどでした。
サポート期間は6ヶ月なので、隙間時間を活用して勉強してみてください。
本試験の内容
本試験は4択問題と筆記問題の2形式で出題されます。
<制限時間90分> 4択問題:問題集基礎編から25問・実践編から25問の計50問 筆記問題:キーワードに沿ったライティング問題4問(240〜300字3問・320〜400字1問) <おすすめの時間配分> 4択問題:20〜30分(見直し込み) 筆記問題:1時間(推敲・校正込み)
私は4択が20分で終わったので、筆記に時間をかけられました。当日はかなりテンパるので時間配分を意識しておくと安心です。
4択問題
4択問題は問題集テキストから出題されます。また模擬試験でも対策できるため、本試験を受ける前に1度でもよいので受けておきましょう。
筆記試験の難易度を考えると、4択は100点を目指したいところです。100点を取れるよう、問題集を徹底的に解きましょう。
筆記問題
筆記問題は指定されたキーワードに基づいて文章を作成します。文字数が表示されているため指定された文字数の範囲内で作成しましょう。
ただ筆記は模擬テストで対策ができません。その代わりHPで本試験の総評や過去問をチェックできるので、出題形式や減点ポイントを見て対策しておくのがおすすめです。
筆記は焦ってしまいがちなので、自分が書けそうなものから作成していくとタイムロスを防げます。
受講した感想は?難易度・試験の合格率は?
筆者は受講してよかったです!WEBライター自体何も知識のないところから始めたので、基礎知識が身について自信につながりました。
実は、第1回〜第95回までの平均合格率は47.2%と50%を切っています。受講した筆者の感覚としては「ライティングの対策をしたかどうかで合格が左右される」印象でした。
4択問題は難易度が低いので、ライティングに勉強時間を割けば必ず合格できると考えています。筆記はWEBライターとして今後も必須な能力なので、しっかり対策しておきましょう!
まとめ
今回はWEBライティング技能検定の試験内容や難易度、独学での勉強方法をご紹介しました。嬉しい特典が付いてくるのはもちろん、基礎知識を身につけられる点やWEBライターとしての自信につながる点も魅力です。この記事を参考にしていただけたら幸いです。
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